Xiaomi Smart Band 11とBand 10の違いを比較|薄さ9.99mmとピーク輝度2,000nits、買い替えは画面と睡眠で決まる

Xiaomi Smart Band 11とBand 10の違いを比較|薄さ9.99mmとピーク輝度2,000nits、買い替えは画面と睡眠で決まる ガジェット

目次
  1. Band 10との差は画面の明るさと薄さ、計測機能に出た。電池容量と画面サイズは据え置き
  2. ピーク輝度2,000nitsと厚さ9.99mmが、Band 11の体感を変える進化の中心
  3. 睡眠管理アシスタントと水中心拍数が加わり、計測の軸は運動量から回復へ広がった
  4. 電池容量は同じでも読み方は変わる。駆動時間は「通常使用10日」を起点に判断する
  5. 初めての1本はBand 11、Band 10からの買い替えは画面と睡眠に価値を感じる人だけ

シャオミ・ジャパンは、スマートバンド「Xiaomi Smart Band 11」を2026年11月4日に発売しました。位置づけは、1万円を切る価格帯で画面と健康計測を更新した、シリーズの新モデルです。

結論を先に書きます。初めてスマートバンドを買う人にはBand 11、Band 10を使っている人の買い替えは、画面の見やすさと睡眠計測に価値を感じる場合に限ります。 進化の中心は画面と薄さにあり、画面サイズと電池容量は前モデルから変わりません。私がこの価格帯のバンドで最初に確認するのは、公称バッテリーの条件分けです。数字を読み違えやすい場所だからです。

この記事の要点
  • 良い点:画面のピーク輝度が上がり、本体は薄く軽くなった。睡眠管理アシスタントと水中心拍数が加わった
  • 気になる点:GPSは内蔵せず、日本発売モデルではタッチ決済が使えない。駆動時間の公称は条件分けが変わり、前モデルとの単純比較ができない
  • 価格:早割りの6,980円(税込)は公式ストア・楽天市場・Yahoo!ショッピングの公式店で。Amazon.co.jpでも販売中です

カードの価格は市場想定価格です。Amazon.co.jpの表示価格は税込7,981円です。楽天市場とYahoo!ショッピングの公式ストアでは、通常モデルを6,980円(税込・送料無料)で販売中です。

Band 10との差は画面の明るさと薄さ、計測機能に出た。電池容量と画面サイズは据え置き

前モデルとの差分を、公式スペックで並べます。

項目Smart Band 11Smart Band 10
価格7,980円(市場想定価格)5,580円(公式ストア価格)
画面1.72インチ有機EL、212×5201.72インチ有機EL、212×520
ピーク輝度2,000nits1,500nits
本体サイズ47.44×23.66×9.99mm46.57×22.54×10.95mm
重さ(ストラップ除く)15.58g15.95g
バッテリー容量233mAh233mAh
駆動時間(公式公称)ライトユース最長21日/通常使用最長10日/常時表示最長6日通常使用最長21日/常時表示最長9日/ヘビーユース最長8日
満充電までの時間約90分約1時間
対応OSAndroid 8.0以降/iOS 14.0以降Android 8.0以降/iOS 12.0以降
防水5ATM5ATM

変わったのは、輝度、厚さと重さ、満充電までの時間、対応OSの下限、そして後述する計測機能です。変わらないのは、画面の大きさと解像度、電池容量、防水性能、Bluetooth 5.4。価格は、Band 11が市場想定価格7,980円、Band 10が公式ストア価格5,580円です。Band 10は価格が低く、現行の選択肢です。私は画面の世代が新しいほうを軸に考えます。

Xiaomi Smart Band 11の本体

ピーク輝度2,000nitsと厚さ9.99mmが、Band 11の体感を変える進化の中心

画面は、数値のうえで最も大きく動いた場所です。ピーク輝度は1,500nitsから2,000nitsへ上がりました。差が出るのは屋外です。日差しの下で通知やランニングの途中経過を確認する場面では、画面の明るさがそのまま読み取りやすさに直結します。自動輝度調整に対応し、ベゼル幅は2.0mmです。

本体は厚さで約1mm、重さで0.4g弱の削減にとどまります。日中の装着では気づきにくい差です。睡眠計測のために着けたまま寝る使い方では、私はこの薄さのほうを評価します。

カラーはミッドナイトブラック、グレイシャーシルバー、ミスティックローズの3色です。ストラップにはテクスチャー加工を施し、通気性を上げた設計になりました。上位のセラミックエディションは、セラミックのカバーガラスを採用したパールホワイトの1色で、市場想定価格は10,800円(税込)。重さは21.45gで通常モデルより数字のうえでは重いですが、着けて分かるほどの差ではなく、違いは質感に出ます。

睡眠管理アシスタントと水中心拍数が加わり、計測の軸は運動量から回復へ広がった

心拍センサーは、デュアルLEDとデュアルPDのモジュールへ刷新されました。終日の心拍モニタリングに加え、異常を検知したときのアラートに対応します。血中酸素の終日測定は手動で有効化する方式で、有効化すると10分間隔で測ります。いずれの数値も医療機器による測定ではなく、健康管理の参考値です。

今回の目玉は睡眠側です。睡眠管理アシスタントは、過去の睡眠データと日々の行動記録から、眠りの質を下げる要因を特定して提案を返す機能です。 眠りを記録するだけでなく、「なぜ眠れなかったか」まで踏み込みます。睡眠時の心拍変動の計測も新たに加わりました。

運動は150種類以上のスポーツモードに対応します。新機能は2つ。水中心拍数モニタリングは、泳いでいる最中の心拍を記録する機能です。Bluetooth心拍数ブロードキャストは、心拍データをサイクルコンピューターや外部のトレーニングアプリへリアルタイムで送ります。

防水は5ATMです。プールなどの浅い水域では着けたまま使えます。ただし、高温のシャワー、温泉、サウナ、ダイビングでは使えません。汗をかく運動のあと、そのまま温泉へ入るような使い方を想定している人は、この制限を先に押さえてください。

睡眠計測の画面

電池容量は同じでも読み方は変わる。駆動時間は「通常使用10日」を起点に判断する

バッテリーは、今回いちばん誤解しやすい場所です。前モデルは「通常使用で最長21日」が見出しの数字でした。Band 11の公称は3段階に分かれます。計測を絞ったライトユースで最長21日、終日の心拍・睡眠・ストレス・血中酸素まで有効にした通常使用で最長10日、画面の常時表示では最長6日です。

容量は前モデルと同じ233mAhです。条件分けが変わったため、前モデルと単純には比べられません。判断の起点は「通常使用10日」に置くのが正解です。週1回の充電が目安になります。 見出しの21日は、健康計測の大半を切った条件の数字です。

いっぽう、はっきりした後退も1つあります。満充電までの時間は約1時間から約90分へ延びました。出かける直前に充電する習慣の人には、小さくない差です。

割り切りも2つ、先に言い切ります。1つはGPSです。Band 11はGPSを内蔵しないため、スマホを持たずに走ると軌跡は残りません。その用途では、GPS内蔵のウォッチ型が買い先になります。もう1つは決済です。日本で発売されるモデルはタッチ決済に対応せず、改札やレジでバンドをかざす使い方はできません。支払いをスマホで済ませている人には無関係の割り切りですが、バンド単体で完結させたい人の候補には入りません。

GPS内蔵のウォッチ型を選ぶなら、こちらの比較も参考になります。

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対応OSの下限も上がりました。iPhoneはiOS 14.0以降が必要です。古いiPhoneと組み合わせる場合は、先にOSのバージョンを確認してください。

初めての1本はBand 11、Band 10からの買い替えは画面と睡眠に価値を感じる人だけ

条件で分けます。

  • 初めてスマートバンドを買う人:Band 11が本命です。画面と計測は現行世代の仕様で、11月12日までの早割りなら6,980円(税込)で買えます。Amazon.co.jpでも販売中です
  • Band 10を使っている人:電池が元気なうちは、急いで替える理由は薄いです。買い替えが効くのは、屋外で画面の見づらさに不満がある人と、睡眠の分析を深めたい人です
  • スマホを持たずに走りたい人、バンドで決済したい人:この2点はBand 11では満たせません。GPS内蔵モデル、決済対応モデルが買い先になります

私なら、Band 10の電池が持つうちは買い替えず、初めての1本として人に勧める先はBand 11にします。画面の明るさと睡眠の分析に価値を感じるなら、価格が高いBand 11を選ぶ理由になります。

価格の安さで選ぶなら、前モデルのBand 10も現行の選択肢です。Amazon.co.jpでXiaomi Smart Band 10を見る

※本記事は2026年11月4日時点の情報で記載しています。

出典・参考

ガジェット #スマートウォッチ

この記事を書いた人

伊藤 大輔

在宅ワーカー・ガジェット好き。在宅ワーク歴5年以上。デスク環境や充電器、キーボードなど、仕事道具にはついお金をかけてしまいます。カタログの数字より、実際に使った感覚を大事にしています。