Kindleで本を読むとき、ページをめくるたびに本体に手を伸ばす動作が読書の流れを切ります。片手で本を持ち、もう片方の手がふさがっている場面では、その一手間が意外に大きく感じられます。Amazon純正のページめくりリモコン「Kindle Click」は、その一手間をなくすための小さな周辺機器です。価格は5,180円(税込)で、11月11日に発売予定です。現在は予約を受け付けています。
結論を先に書きます。2024年以降に発売されたKindleを持っていて、手を伸ばさずにページをめくりたい人には、5,180円の出費に見合う周辺機器です。 本体に触れずにページ送りと戻しができ、明るさの調整も手元のボタンで済みます。逆に、対応条件を満たさないKindleを使っている人や、充電用のケーブル類を同梱で済ませたい人には向きません。買う前の確認点は、対応条件と別売の付属品の2点です。
- Kindle Clickは5,180円(税込)のAmazon純正リモコンで、11月11日に発売予定です。現在は予約を受け付けています
- BluetoothでKindleと直接つながり、ページ送りと戻しを本体に触れずに行えます
- 明るさの調整は側面の専用ボタンで行います。スリープは側面の明るさ調整ボタン2つを同時に長押しする操作です
- 対応は2024年以降のKindleです。Paperwhite・Colorsoft・Scribeシリーズも対象に含まれます
- 重さは37.5gで、USB-C充電式です。一度のフル充電で数週間使えます。USB-Cケーブルと電源アダプターは別売です
- 販売と発送はAmazon.co.jpで、予約商品の価格保証の対象です
ページ送りと戻しは本体に触れずに行える
Kindle ClickはBluetoothでKindleと直接つながります。ページ送りと戻しの操作を、手元のリモコンから行えるのが中心の機能です。本体を手に持たずに読み進められるため、寝転んで読む場面や、片手がふさがっている場面で読み方が変わります。私は寝る前に横向きで読むことが多く、本体を持つ手の位置を変えるたびにページ送りの指の届き方が変わるのが気になっていました。リモコン側に操作が集まる形は、その不便さに直接効きます。
操作の対象はページ送りと戻しの2方向です。進むだけの一方向ではなく、読み返したいときに1ページ戻れる点が実用的です。戻しができないリモコンだと、読み飛ばした箇所のために本体へ手を伸ばすことになり、リモコンの意味が半減します。送りと戻しの両方を手元で済ませられるのが、このリモコンの実用的なところです。

明るさの調整は側面の専用ボタンで行う
明るさの調整は、側面の専用ボタンで行います。読む場所の明るさが変わったときに、画面の設定を開かずに明るさを変えられます。夜に照明を落として読む場面では、画面の明るさは読み心地を左右する要素です。設定画面を経由する手間がなくなる分、明るさの微調整が気軽になります。
このボタンは側面に置かれています。ページ送りと戻しのボタンは前面側、明るさのボタンは側面と、置かれている場所が分かれている配置です。明るさの調整が専用ボタンとして独立している点は、Kindle Clickの使い勝手の要点です。

スリープは側面の明るさ調整ボタン2つを同時に長押しする
スリープの操作は、側面にある明るさ調整のボタン2つを、同時に長押しする形です。ページ送りのボタンではなく、明るさを変えるボタン側に役割が寄っています。読み終えたときにリモコン側からKindleをスリープに入れられるため、本体に手を伸ばして電源操作をする手間がありません。
反対に、スリープ中のKindleをリモコンから起こすことはできません。読みかけでスリープに入れた本を再開するときは、本体側の操作が要ります。本体を離れた場所に固定して寝転んで読んでいる場面では、再開のたびに本体まで手を伸ばすことになります。スリープはリモコンで完結し、再開は本体で、という役割分担です。
対応機種は2024年以降のKindleで、Scribeシリーズも含まれます
対応する機種は、Amazonの公式ヘルプに一覧があります。Kindle、Kindle Paperwhite、Kindle Colorsoftは、2024年モデルと2026年モデルが対応します。Kindle Scribeは2024年モデル、フロントライトなしのモデル、第3世代が対応し、Kindle Scribe Colorsoftも対象です。2024年より前のモデルは対応しません。
利用には、Kindleのソフトウェアが最新の状態であることも条件です。ソフトウェアの更新は、設定のデバイスオプションから確認できます。自分の機種名は、設定のデバイス情報で見られます。私は現在使っているKindleの機種名と、ソフトウェアが最新かどうかを、予約の前に改めて確かめるつもりです。
37.5g・USB-C充電で数週間使える
重さは37.5gです。サイズは11.17 x 3.45 x 1.13cmで、手のひらに収まる細長い形状です。付属品は編み込みのリストストラップです。
バッテリーはUSB-C充電式で、一度のフル充電で数週間使えます。使用状況によって持続時間は変わりますが、毎日の充電を意識せずに使える設計です。注意点は、USB-Cケーブルと電源アダプターが別売である点です。手元にUSB-Cの充電環境がない場合は、ケーブル類を別に用意する必要があります。予約の前に、自分の充電環境にUSB-Cの口があるかどうかを確認しておくと、届いてから困りません。
予約する前に確認したい3点
予約に進む前に、確認したい点が3つあります。1つ目は対応条件で、自分のKindleが2024年以降に発売されたモデルかどうかです。2つ目は充電環境で、USB-Cケーブルと電源アダプターを別に用意する必要がある点です。3つ目は価格で、5,180円(税込)、52pt(1%)が付きます。予約商品の価格保証の対象です。
この3点は、いずれも予約の時点で確認できる内容です。対応条件と充電環境は、届いてから気づくと手間が増える項目です。価格と受け取りは、予約の判断材料としてそのまま使えます。3点を確認したうえで予約すれば、発売日の前後で慌てる場面は減ります。
向いている人と向いていない人の条件分け
向いているのは、2024年以降に発売されたKindleを持っていて、寝転んだ姿勢や片手がふさがった場面で読むことが多い人です。ページ送りと戻しを手元で済ませたい人にも合います。明るさの調整を手元で済ませたい人も、側面の専用ボタンが効きます。5,180円で読書の姿勢の自由度が上がる点に価値を感じるなら、予約の対象になります。
向いていないのは、対応条件を満たさないKindleを使っている人です。条件を満たさないまま買うと、中心の機能が使えません。充電用のケーブル類を同梱で済ませたい人にも向きません。USB-Cケーブルと電源アダプターは別売のため、手元にUSB-Cの充電環境がない人は、届いてもすぐに充電できず、ケーブル類の追加購入が要ります。読書の姿勢がいつも両手で本体を持つ形に決まっていて、ページ送りの手間を感じていない人には、5,180円の出費の意味が薄くなります。
予約するなら、対応条件と別売の付属品だけ先に確認する
Kindle Clickは、5,180円で読書の姿勢の自由度を上げるための周辺機器です。ページ送りと戻しを本体に触れずに行え、明るさの調整も手元のボタンで済みます。重さ37.5g・USB-C充電で数週間使える点も、日常の小物として無理のない仕様です。発売は11月11日で、現在は予約を受け付けています。
予約するなら、対応条件と別売の付属品だけ先に確認してください。自分のKindleが2024年以降に発売されたモデルかどうか、USB-Cの充電環境が手元にあるかどうか。この2点がそろえば、予約の判断は固まります。私も予約の前に、この2点を確認してから手続きに進みます。2点の確認が済んだ人には、下のカードから予約の手続きに進めます。
出典・参考
- Amazon.co.jp Kindle Click 商品ページ(https://www.amazon.co.jp/dp/B0H431P5WZ)
- Amazon公式ヘルプ「Compatible devices for Kindle Click」(対応機種の一覧)
- Amazon公式ヘルプ「How to Pair and Use Your Kindle Click」(スリープ操作の手順)
※本記事は2026年11月3日時点の情報で記載しています。