GMOとくとくBB ホームWi-Fiとは?月額5,687円・違約金なし・工事不要のホームルーター

GMOとくとくBB ホームWi-Fiとは?月額5,687円・違約金なし・工事不要のホームルーター 通信

目次
  1. 月額5,687円で工事なし、違約金もなし。向くのは「光回線の工事ができない・したくない」家庭です
  2. 中身はWiMAX +5Gの回線で、端末はZTE製の据え置き型L13です
  3. 月額5,687円は入口の数字です。3年の総額は208,032円、キャッシュバック後は188,032円になります
  4. 最大82,000円キャッシュバックは3つの特典の合計で、全員がもらえるのは20,000円です
  5. 解約はいつでも自由です。ただし端末代の残りとキャッシュバックの受取時期が、実質の区切りになります
  6. 同じWiMAXのモバイル版との差は月121円です。選ぶ基準は料金ではなく、置き場所と使い方になります
  7. 申込みから利用開始までは最短1日です。先に済ませる確認は、エリアとクレジットカードの2つです
  8. よくある質問
  9. 3年使うかどうかが分かれ目です。短期のつなぎなら端末代の残り、長期なら総額で判断してください

引っ越し先で光回線の工事日を調整するのが面倒なときや、あと何年住むか分からない住まいに2年縛りの回線を入れるのに抵抗があるとき、候補になるのがコンセントに挿すだけのホームルーターです。GMOとくとくBB ホームWi-Fiは、その中でも「解約違約金なし」を公式に掲げるサービスで、月額は5,687円の定額です。

この記事の要点は3つです。

  • 月額5,687円はずっと定額で、解約違約金なし。工事は不要で、最短1日で使い始められます
  • 端末代33,264円は36回の分割と同額の毎月割引で相殺される仕組み。3年使えば端末代の負担は残りません
  • キャッシュバックは全員対象の分が20,000円。3年使った場合の実質総額は188,032円になります

ZTE Speed Wi-Fi HOME 5G L13

月額5,687円で工事なし、違約金もなし。向くのは「光回線の工事ができない・したくない」家庭です

先に結論を置きます。このサービスが向くのは、工事の立ち会いが難しい賃貸住まい、単身赴任や学生の一人暮らし、店舗や事務所の臨時回線など、「回線はすぐ要るのに、工事と契約期間の縛りは避けたい」場面です。データ容量は無制限で、家族で動画やゲームに使う用途でも容量を数える必要はありません。

逆に、オンラインゲームの応答速度や大容量の常時アップロードを最優先するなら、光回線のほうが適しています。このサービスは携帯電話の電波を使う回線なので、建物の構造や周辺の混雑に速度が左右されます。自宅に光回線を引ける環境で、速度の安定を買いたい人は光回線が先です。

向いている人

  • 引っ越しが多く、工事や縛りのある回線を避けたい人
  • 申し込んでから数日以内に自宅の回線を使い始めたい人
  • 在宅勤務と家族の動画視聴を1回線でまかないたい人

向いていない人

  • 対戦ゲームや配信など、応答速度と安定性を最優先する人
  • クレジットカード以外の方法で支払いたい人(支払いはクレジットカードのみです)
  • 1〜2年で解約する前提の人(端末代の残りが一括請求になります)

GMOとくとくBBから工事不要Wi-Fi新登場!【とくとくBBホームWi-Fi】

中身はWiMAX +5Gの回線で、端末はZTE製の据え置き型L13です

「とくとくBBホームWi-Fi」は独自の回線ではなく、GMOとくとくBBの「WiMAX +5G ギガ放題接続サービス」を、据え置き型の端末で自宅向けに提供するパッケージです。つながる電波はauの5G(Sub6)と4G LTE、それにWiMAX 2+で、エリアの広さはUQ WiMAXの提供エリアがそのまま目安になります。

端末のZTE Speed Wi-Fi HOME 5G L13は、約100×207×100mm・約635gの置き型です。同時に32台まで接続でき、Wi-Fiは802.11ax(Wi-Fi 6)まで対応します。Ethernetケーブル(試供品)も同梱されます。バッテリーは内蔵されていないので、使う場所にはコンセントが必要です。

項目内容
端末ZTE Speed Wi-Fi HOME 5G L13
通信速度受信最大4.2Gbps/送信最大286Mbps(5G接続時、技術規格上の最大値)
対応ネットワークau 5G(Sub6)/au 4G LTE/WiMAX 2+
Wi-Fi規格802.11a/b/g/n/ac/ax(2.4GHz/5GHz)
最大接続数32台
大きさ・重さ約100×207×100mm/約635g
同梱物本体、ACアダプタ、Ethernetケーブル(試供品)ほか
設置コンセントに挿すだけ。登録した住所以外でも利用できます

L13の背面

4.2Gbpsは技術規格上の最大値で、実際の速度は場所と時間帯で変わります。目安として考えてください。エリア内でも、鉄筋の建物の奥まった部屋など電波の届きにくい場所では速度が落ちます。置き場所を窓際に寄せるだけで変わることもあるため、届いたらまず部屋の中で置き場所を試すのが先決です。

月額5,687円は入口の数字です。3年の総額は208,032円、キャッシュバック後は188,032円になります

料金は月額5,687円(税込)の定額で、入会費と送料はかかりません。最初に払うのは契約事務手数料の3,300円だけです。端末代33,264円は36回の分割(月924円)で請求されますが、同じ924円が毎月割り引かれるため、使い続けている間の端末代の持ち出しは相殺されます。

月額だけでは比べにくいので、利用期間ごとの総額に直します。前提は月額5,687円×月数+事務手数料3,300円で、キャッシュバックは全員対象の20,000円だけを引いています。端末発送月は日割りになるため、実際の総額はこれより少し下がります。

利用期間支払総額キャッシュバック後の実質総額月平均途中解約時の端末代の残り
12か月71,544円―(受取前に解約すると対象外)5,962円22,176円
24か月139,788円119,788円約4,991円11,088円
36か月208,032円188,032円約5,223円0円(分割が完了)

読みどころは2つあります。1つは、長く使うほど月平均が下がるのではなく、キャッシュバックを受け取れるかどうかで総額が変わることです。もう1つは、12か月で解約すると端末代の残り22,176円が一括でかかり、総負担は93,720円(月平均7,810円)まで上がることです。「違約金なし」は本当でも、短期解約が安く済むわけではありません。

最大82,000円キャッシュバックは3つの特典の合計で、全員がもらえるのは20,000円です

公式ページの「最大82,000円」は、性質の違う3つの特典を足した数字です。内訳を分けると次のようになります。

特典金額条件
特典1(全員対象)20,000円公式ページから期間中に申し込んだ人全員
特典2(他社からの乗り換え)最大50,000円他社回線の解約金や工事費などの実額を補助。申込後に申請し、端末発送月を1か月目として3か月目の末日までに他社を解約して明細を提出
特典3(オプション・でんき・ガス)最大12,000円指定オプション2つの同時申込と3か月以上の利用で2,000円増額。とくとくBBでんき・ガスの加入で最大10,000円増額

乗り換えでもオプション加入でもない人は、受け取れるのは特典1の20,000円です。この記事の総額計算が20,000円だけを差し引いているのは、そのためです。

受け取りの手順も押さえておく必要があります。キャッシュバックは、端末発送月を含む11か月目に、申込時に作る基本メールアドレスへ案内メールが届き、口座情報を登録すると翌月の末日(営業日)に振り込まれます。案内メールの翌月末日までに口座の連絡がない、口座情報に不備がある、振込までの間に解約や未納による停止があると、対象から外れます。金額そのものより、「11か月目にメールを見落とさないか」が実質の条件です。

GMOとくとくBBから工事不要Wi-Fi新登場!【とくとくBBホームWi-Fi】

解約はいつでも自由です。ただし端末代の残りとキャッシュバックの受取時期が、実質の区切りになります

気になる点を先に並べます。

  • 端末代の残りは一括払い: 36回の分割が終わる前に解約すると、残りの分(月924円×残り月数)が一括で請求されます。24か月目なら11,088円、12か月目なら22,176円です
  • キャッシュバック前の解約は対象外: 11か月目の案内メールより前に解約すると、特典1の20,000円も受け取れません
  • プラスエリアモードには30GBの線引き: 標準より広いauのエリアを使うプラスエリアモードは、使う月だけ1,100円の追加です。その月の利用量が30GBを超えると、月末まで送受信最大128kbpsに制限されます
  • 混雑時間帯の速度制限: 標準のモードでも、短い期間に大量の通信をすると混雑時間帯に速度が制限される場合があります
  • 支払いはクレジットカードのみ: 口座振替やデビットカードでは払えません

解約そのものに違約金はなく、手続きの自由度は高い部類です。ただし金額の面では、区切りは「いつでも」ではなく「端末代の分割が終わる36か月」と「キャッシュバックを受け取る11か月目」にあります。この2つの時期を越えてから動くのが、損をしない解約の仕方です。

なお、契約後に気が変わった場合の逃げ道として、初期契約解除制度の対象にもなっています。端末の到着か契約書面の受領の遅いほうから8日以内なら解約でき、端末を8日以内に返せば端末代の請求もありません(事務手数料3,300円はかかります)。

同じWiMAXのモバイル版との差は月121円です。選ぶ基準は料金ではなく、置き場所と使い方になります

同じGMOとくとくBBには、持ち運べるモバイルルーターで契約する「GMOとくとくBB WiMAX」もあります。回線そのものは同じWiMAX +5Gで、違うのは端末とキャンペーンです。

項目とくとくBBホームWi-FiGMOとくとくBB WiMAX(モバイル版)
端末ZTE Speed Wi-Fi HOME 5G L13(据え置き)Speed Wi-Fi DOCK 5G 01(持ち運び)
月額料金5,687円(ずっと定額)発送月1,375円、1か月目以降5,566円
端末代金33,264円・36回分割(仕組みは右に同じ)33,264円・36回分割
事務手数料/送料/解約違約金3,300円/0円/なし3,300円/0円/なし
キャンペーン最大82,000円キャッシュバック特典総額最大90,072円(月額の値引き+乗り換えキャッシュバック最大40,000円)
通信速度(技術規格上の最大値)受信最大4.2Gbps受信最大3.5Gbps
最大接続数32台48台
重さ約635g(コンセント必須)約198g(バッテリー内蔵、充電台つき)

月額の差は121円しかありません。自宅に置きっぱなしで家族の端末をつなぐなら据え置き型のホームWi-Fi、外出先や職場でも同じ回線を持ち歩くならモバイル版、という置き場所での切り分けが実態に合います。

光回線との間で迷う場合は、乗り換えの保障も判断材料になります。契約期間中はいつでも、違約金なしで「とくとくBB光」などGMOとくとくBBの回線へ乗り換えられます。まずホームWi-Fiで始めて、速度に物足りなさを感じたら光へ移る、という順番が取れるのはこのサービスの特徴です。

申込みから利用開始までは最短1日です。先に済ませる確認は、エリアとクレジットカードの2つです

申し込む前の確認は2点に絞られます。1つは自宅がUQ WiMAXの提供エリアに入っているか、もう1つは名義のクレジットカードを用意できるかです。エリアは公式ページからリンクされているエリアマップで、住所単位で確認できます。

対応ネットワークの図

手順は次のとおりです。

  1. エリアを確認する: UQ WiMAXのエリアマップで、自宅が5G/4G LTEのエリア内かを見ます。標準のエリアで際どい場所は、プラスエリアモード(月1,100円)の範囲もあわせて見ておきます
  2. 公式ページから申し込む: 平日15:30まで(土日祝は14時まで)に申込が完了すれば即日発送です。支払いに使うクレジットカードを用意しておきます
  3. 端末を置く: 届いたらコンセントに挿し、部屋の中で電波の入りやすい場所を探します。端末発送月は日割り請求です
  4. キャッシュバックの手続きを忘れない: 11か月目に届く案内メールで口座を登録します。この手続きを終えるまでは、特典1の20,000円は確定しません

よくある質問

解約違約金はなし。かかるのは端末代の残りだけです

契約期間の縛り自体がなく、いつ解約しても違約金は請求されません。ただし端末代の分割払いが残っている場合は、その残額が一括で請求されます。違約金と端末代の残りは別の話として分けて考えてください。

端末代が実質0円になる条件は、36か月使い切ることです

端末代33,264円は月924円×36回の分割で、その全額が毎月の割引で相殺される仕組みです。途中で解約すると、割引もそこで止まり、残りの分割分が手元に残ります。

エリアはUQ WiMAXのエリアマップで住所から確認できます

標準のスタンダードモードで届きにくい場所では、より広いauのエリアを使うプラスエリアモード(利用月のみ1,100円)もありますが、その月30GBを超えると月末まで最大128kbpsに制限される点は申込前に押さえておくところです。

登録した住所以外でも利用できます

公式の案内でも、登録先住所以外での利用が可能とされています。実家や別荘、イベント会場の一時利用にも持ち出せますが、バッテリーはないため、使う場所にコンセントが必要です。

支払い方法はクレジットカードのみです

口座振替には対応していません。クレジットカードを持っていない人は、このサービス自体を選べません。

3年使うかどうかが分かれ目です。短期のつなぎなら端末代の残り、長期なら総額で判断してください

判断の基準は1つに絞られます。この回線を3年使うかどうかです。36か月使えば端末代の負担は消え、キャッシュバック後の実質総額は188,032円、月平均は約5,223円に落ち着きます。反対に、1〜2年で手放す前提なら、端末代の残りと受け取れないキャッシュバックで割高になり、月平均は7,000円台に跳ね上がります。

引っ越しの予定が読めない賃貸住まいや、単身赴任・学生生活のように「終わりの時期があいまいな暮らし」では、違約金なしで始められ、光回線への乗り換え保障まであるこの形は、数あるホームルーターの中でも始めやすい部類です。エリアとクレジットカードの2点がそろったら、公式ページで最新のキャンペーン条件を見て申し込むのが順番です。

GMOとくとくBBから工事不要Wi-Fi新登場!【とくとくBBホームWi-Fi】

※本記事は2026年11月3日時点の情報で記載しています。

出典・参考

通信 #Wi-Fi

この記事を書いた人

伊藤 大輔

在宅ワーカー・ガジェット好き。在宅ワーク歴5年以上。デスク環境や充電器、キーボードなど、仕事道具にはついお金をかけてしまいます。カタログの数字より、実際に使った感覚を大事にしています。