WiMAX +5Gホームルーターの選び方 GMOとくとくBB・UQ・BIGLOBE・カシモの料金と端末代を比較

WiMAX +5Gホームルーターの選び方 GMOとくとくBB・UQ・BIGLOBE・カシモの料金と端末代を比較 通信

目次
  1. 4社とも回線と端末は同じ、差が出るのは料金と端末代だけ
  2. 料金比較、月額の形と端末代の扱いで4社は分かれる
  3. 36か月総額ではBIGLOBEが最安、GMOはキャッシュバック込みで2番手に届く
  4. GMOとくとくBBは定額と乗り換え保障、月額が変わらない安心感で選ぶ
  5. UQ WiMAXは端末代11,880円の安さ、auとUQ mobileのユーザーにはセット割も
  6. BIGLOBEは月額の安さが際立つ、端末代は別途33,264円を用意する
  7. カシモWiMAXは初月1,408円の入りやすさ、端末は分割で実質0円
  8. 気になる点は2つ、端末の残債とプラスエリアモードの上限
  9. 用途で決める、4社の選び分け
  10. まとめ

工事不要のホームルーターを探すと、WiMAX +5Gの名前が何度も出てきます。提供する会社が複数あるため、「どこで契約しても同じなのか、違うなら何で選ぶのか」が分かりにくい製品です。結論から言うと、回線と端末は共通で、違いは料金の組み立てと端末代の扱いに集中します。

この記事の要点は3つです。1つめは、4社とも端末は同じSpeed Wi-Fi HOME 5G L13で、回線も同じWiMAX +5Gだという点です。速度の土台に差はありません。2つめは、月額の形が「ずっと定額」と「当初の割引型」に分かれる点です。3つめは、36か月使った総額で比べると順位が入れ替わる点です。月額が安く見える会社でも、端末代を足すと差が縮まります。

料金はすべて各社の公式ページの税込表示です。

4社とも回線と端末は同じ、差が出るのは料金と端末代だけ

WiMAX +5Gのホームルーターは、どのプロバイダで契約しても端末はZTE製のSpeed Wi-Fi HOME 5G L13です。受信最大4.2Gbps、同時接続は最大32台で、本体の仕様は共通です。使う回線も同じWiMAX +5Gなので、「この会社は速い」という選び方は成り立ちません。

差が出るのは次の3点です。月額料金の形、端末代の払い方、キャッシュバックやセット割などの特典。選び方は、この3点を自分の使い方に当てはめる作業になります。

なお、4社に共通する条件も先に押さえておきます。エリアを広げるプラスエリアモードは各社とも有料オプションで、使う月は月額に1,100円が加わり、その月の利用量が30GBを超えると月末まで速度が最大128kbpsに制限されます。また、短期間に大量の通信をすると混雑する時間帯に速度制限がかかる場合がある点も、各社共通の注記です。

料金比較、月額の形と端末代の扱いで4社は分かれる

WiMAX +5G 4社の料金比較
WiMAX +5G ホームルーター4社の料金比較
項目GMOとくとくBBUQ WiMAXBIGLOBEカシモWiMAX
月額5,687円(定額)13か月間4,598円、以降5,280円翌月から24か月間3,608円、以降5,258円初月1,408円、2か月目以降5,412円(定額)
開始月5,687円4,598円無料1,408円
端末代(L13)33,264円を毎月の割引で相殺し実質0円(36回分割割引時)11,880円33,264円分割サポートで実質0円(36回分割割引時)
事務手数料・登録料3,300円3,300円3,300円3,300円
契約期間・違約金なしなしなしなし

月額の形は2種類です。GMOとくとくBBとカシモWiMAXは、割引の終了で月額が上がらない定額型です。UQ WiMAXとBIGLOBEは、当初の一定期間だけ割引が入る型で、割引が終わる月に月額が上がります。

端末代の扱いも分かれます。GMOとカシモは、分割代金と同額の割引が毎月入る仕組みで、契約を続ける限り端末代の負担は実質0円です。UQは端末価格そのものが11,880円に割り引かれています。BIGLOBEは33,264円を一括か分割で払う形で、相殺の割引はありません。

36か月総額ではBIGLOBEが最安、GMOはキャッシュバック込みで2番手に届く

月額と端末代を合わせ、36か月使った場合の総額を試算します。事務手数料は4社とも同じ3,300円なので除き、キャッシュバックは含めない素の金額です。

プロバイダ月額の合計(36か月)端末代総額
BIGLOBE144,430円33,264円177,694円
カシモWiMAX190,828円実質0円190,828円
UQ WiMAX181,214円11,880円193,094円
GMOとくとくBB204,732円実質0円204,732円

数字だけならBIGLOBEが最安です。開始月が無料で、翌月から24か月間の値引きが大きいことが効いています。ただし端末代33,264円は別途かかるため、初期の支払いは4社で最も重くなります。

GMOとくとくBBは素の総額では最も高くなりますが、全員対象のキャッシュバック20,000円を受け取ると総額は184,732円まで下がり、2番手に入ります。キャッシュバックは端末発送月を含む11か月目に案内メールが届き、口座を登録すると翌月末日に振り込まれる仕組みです。手続きを忘れると受け取れないため、「手続き込みで安くなる」契約だと理解してください。

自分の見方としては、総額の差だけで決めるより、「月額が途中で上がるかどうか」を重視したいところです。割引型は、割引が終わる月に乗り換えを検討する手間が生まれます。定額型は、その検討自体が要りません。3年以上使うつもりなら、総額と手間の両方で比べてください。

GMOとくとくBBは定額と乗り換え保障、月額が変わらない安心感で選ぶ

GMOとくとくBB ホームWi-Fi
GMOとくとくBB ホームWi-Fi

GMOとくとくBBの月額は5,687円で、契約期間中ずっと変わりません。申込が平日15:30(土日祝は14時)までに完了すれば即日発送され、最短1日で使い始められます。引っ越し直後など、ネット環境を急ぐ場面ではこの速さが効きます。

もう1つの特徴は、光回線への乗り換え保障です。契約期間中はいつでも、違約金なしで「とくとくBB光」などの光回線へ乗り換えられます。「いずれ光回線を引くかもしれない」という家では、ホームルーターを仮置きの回線として使う判断がしやすくなります。

端末代の相殺は36か月使うことが前提で、途中で解約すると残りの端末代が一括請求されます。24か月で解約した場合の残額は11,088円です。違約金なしという言葉は、端末の残債とは別物だと押さえてください。

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UQ WiMAXは端末代11,880円の安さ、auとUQ mobileのユーザーにはセット割も

UQ WiMAXの月額は5,280円で、WiMAX +5G割により適用開始から13か月間は4,598円になります。端末のL13は、機種価格33,220円からUQ WiMAXおトク割21,340円が差し引かれ、11,880円で購入できます。端末代を最初に払い切る形なので、途中で解約しても端末の残債は残りません。

auのスマホを使っている人はauスマートバリュー、UQ mobileの人は自宅セット割 インターネットコースで、スマホ側の月額が最大1,100円割り引かれます。家族にau・UQ mobileの回線がある家では、ホームルーター単体の比較では見えない差がここに出ます。

BIGLOBEは月額の安さが際立つ、端末代は別途33,264円を用意する

BIGLOBEの月額は5,258円で、サービス開始月は無料、翌月から24か月間は1,650円の値引きが入って3,608円になります。月額の安さは4社で際立っています。最低利用期間はなく、契約解除料もかかりません。

弱みは端末代です。L13の端末代は一括か分割で払い、相殺の割引がありません。月額の安さと引き換えに、初期の負担を受け入れる契約です。長く使うほど月額の安さが効いてくるため、住まいが定まっていて3年単位で使う人に向きます。

カシモWiMAXは初月1,408円の入りやすさ、端末は分割で実質0円

カシモWiMAXはワンプランの分かりやすさが特徴です。月額は初月1,408円、2か月目以降は5,412円で、その後も上がりません。端末代は一括39,600円か分割36回1,100円で、分割を選ぶと端末分割サポートで毎月同額が割り引かれ、負担は実質0円になります。契約期間はなく、解約違約金も0円です。

GMOと同じ定額型ですが、キャッシュバックのような受け取り手続きはありません。安くなる仕組みが料金そのものに組み込まれているので、手続きを忘れる心配がない形です。

気になる点は2つ、端末の残債とプラスエリアモードの上限

1つめは、「違約金なし」と「端末代の残債」は別だという点です。4社とも契約期間の縛りはなく違約金もありませんが、GMOとカシモの端末実質0円は「契約を続けること」が前提です。途中で解約すると、残りの端末代を一括で払う必要があります。UQとBIGLOBEは端末を買い切る形なので、解約時に端末代の精算は発生しません。

2つめは、プラスエリアモードの使い方です。800MHz帯が届く広いエリアで使える反面、使う月は1,100円が加わり、30GBを超えると月末まで最大128kbpsに制限されます。普段はスタンダードモードで足りるかを、住まいのエリアで先に確かめてください。エリア確認は各社の公式ページで住所から行えます。

用途で決める、4社の選び分け

  • 月額の安さを最優先し、初期費用を用意できる人: BIGLOBE。36か月総額は4社で最安です
  • 月額が上がらない定額で、手続きのうえキャッシュバックまで取りたい人: GMOとくとくBB。光回線への乗り換え保障もあります
  • auやUQ mobileのスマホとまとめたい人: UQ WiMAX。セット割はスマホ側に効きます
  • 定額で、キャッシュバックの手続きはしたくない人: カシモWiMAX。初月の安さも入りやすさにつながります

迷ったら、使う期間で決めてください。2年以内の仮住まいなら初期費用の軽いGMOかカシモ、3年以上腰を据えるなら総額の安いBIGLOBEが目安になります。

まとめ

WiMAX +5Gのホームルーターは、回線と端末が共通だからこそ、料金の設計の違いがそのまま選び方の違いになります。36か月総額ではBIGLOBEが最安、キャッシュバック込みのGMOとくとくBBが僅差で続き、定額の分かりやすさではGMOとカシモが並びます。

自分なら、引っ越しが多い時期は定額で乗り換え保障のあるGMOとくとくBBを選びます。月額が変わらないので家計の見通しが立てやすく、光回線を引く判断が後からでも遅れません。公式ページでエリアと最新の特典を確認してから申し込んでください。

GMOとくとくBBから工事不要Wi-Fi新登場!

※本記事は2026年11月5日時点の情報で記載しています。

出典・参考

通信 #Wi-Fi

この記事を書いた人

伊藤 大輔

在宅ワーカー・ガジェット好き。在宅ワーク歴5年以上。デスク環境や充電器、キーボードなど、仕事道具にはついお金をかけてしまいます。カタログの数字より、実際に使った感覚を大事にしています。