Bose Noise Cancelling Wired Earbudsは、Boseが11年ぶりに有線イヤホン市場へ投入した、USB-C接続のノイズキャンセリングイヤホンです。ワイヤレスイヤホンの充電切れやペアリングの手間に疲れた人に、挿すだけで使えるシンプルさと、Boseのノイズキャンセリングを両立した1台です。上位モデル譲りの本格的なノイズキャンセリングを、充電の心配なしに1万円台で手に入れられることが、この製品の一番のニュースです。発売直後から通勤と在宅ワークの両方で毎日使ったうえで書いています。
Bose Noise Cancelling Wired EarbudsはAmazonと楽天市場で販売中です。価格は16,500円です。
Bose Noise Cancelling Wired Earbudsはこんな人におすすめ
- 充電切れに悩まされたくない人に向いています。 内蔵バッテリーがないため、使いたいときに電池残量を気にする必要がありません
- 通勤と在宅ワークの両方で1台を使い倒したい人に向いています。 ノイズキャンセリングと通話品質を、移動中も会議中も同じ1台でまかなえます
- 動画やゲームの音ずれが気になる人に向いています。 有線接続のため、映像と音声のずれを抑えて楽しめます
- ペアリングやアプリの設定を面倒に感じる人に向いています。 USB-Cポートに挿すだけで、すぐに使い始められます
- オンライン会議で声の聞き取りやすさを重視する人に向いています。 通話専用マイクが衣服の接触ノイズを抑えながら声を拾います
逆に、Lightning端子のiPhoneやイヤホンジャックの機器を中心に使う人には向きません。接続はUSB-Cのみで、そのままでは挿せないためです。詳しくは「気になるところ」で書きます。
主なスペック
| 項目 | スペック |
|---|---|
| 価格 | 16,500円(税込) |
| 発売日 | 2026年10月23日 |
| 接続 | USB-C(スマートフォン、タブレット、パソコンに直接接続) |
| バッテリー | なし(接続した機器から給電) |
| ノイズキャンセリング | Bose独自のQuietControl(マイクは左右2基ずつ・合計4基) |
| リスニングモード | クワイエットモード、アウェアモード、ANCオフモード |
| オーディオ | SoundDesign、ロスレス再生対応、USB Audio Class 2(24bit/48kHz) |
| リモコン | インライン式(物理ボタン、背面に通話専用マイク) |
| ケーブル長 | 約1.3m |
| 防滴 | IPX4相当 |
| 付属品 | イヤーピース S/M/L、スタビリティウィング M/L、ファスナー付きキャリーケース |
| カラー | ブラック、ホワイトスモーク、デュードロップミント(限定) |
特徴と使用感
挿すだけですぐに使える、充電の心配がないシンプルさ
USB-Cポートに挿した瞬間から、音楽が始まります。 ペアリングの待ち時間も、アプリの初期設定も、充電残量の確認もありません。朝、家を出る直前にワイヤレスイヤホンの充電切れに気づいて慌てた経験がある人ほど、この「挿すだけ」のありがたみが分かります。バッテリーを内蔵していないため、経年劣化で電池持ちが短くなる心配もありません。使いたいときに、使いたいだけ使えることが、このイヤホンの土台です。
ノイズキャンセリングも、挿した瞬間から働きます。 4基のマイクが周囲の音を拾い続け、電車の走行音やオフィスの空調音を一段下げます。クワイエットモードでは音楽だけが前に出てきて、作業への集中が続きます。駅のアナウンスを聞きたいときは、アウェアモードに切り替えれば外の音を取り込めます。モード切替はリモコンの物理ボタンで、手探りでも確実に操作できます。
有線ならではの低遅延と、ロスレスの音
動画やゲームでの音の遅れは、有線接続なら気になりません。 ワイヤレス接続で映像と音声のずれが気になっていた人には、この安定感が一番の違いに感じられます。セリフと口の動きがぴたりと合います。オンライン会議でも、相手の声が遅れて届く違和感がありません。
ロスレスオーディオの再生は、音の情報量の多さとして伝わります。 独自の信号処理SoundDesignとUSB Audio Class 2の組み合わせで、24bit/48kHzの出力が得られます。楽器の余韻やボーカルの息づかいまで、こもらずに届きます。
通話の聞き取りやすさと、耳に収まる装着感
在宅ワークの会議では、通話用の専用マイクが効きます。 リモコン背面のマイクが衣服との接触ノイズを抑えながら声を拾うため、歩きながら話してもガサガサという音が相手に伝わりにくくなります。相手の声もノイズキャンセリングで聞き取りやすく、長時間の会議でも聞き返しが減ります。リモコンを口元まで近づけなくても、自然な声量で会話できます。
イヤーピース3サイズとスタビリティウィング2サイズの組み合わせで、耳への収まりを調整できます。 ウィングは耳のくぼみに引っかけて安定させる部品で、装着せずに使うこともできます。カナル型の密閉感とウィングの支えで、うつむいて作業してもずれにくくなります。IPX4相当の防滴仕様のため、雨の日の通勤や軽い運動でも気兼ねなく使えます。
気になるところ
Lightning端子や3.5mm端子の機器にはそのまま使えません
接続はUSB-Cのみで、Lightning端子のiPhoneやイヤホンジャックの機器にはそのまま挿せません。 iPhone 15以降のUSB-Cモデルや、USB-C搭載のAndroid、タブレット、パソコンが対象です。対策として、購入前に自分の機器の端子を確認することです。USB-Cの機器が中心なら、この制約は気になりません。
ケーブルの取り回しはワイヤレスに劣ります
ケーブルがある以上、バッグの中で絡まったり、服に引っかかったりする場面はあります。 片方だけを紛失しにくい反面、取り出してすぐ使うにはケーブルをほどく一手間がかかります。対策として、付属のファスナー付きキャリーケースに巻いて収納する運用にすると、絡まりを防げます。在宅ワークなど座って使う場面では、ケーブルはむしろ安定感につながります。
接続した機器のバッテリーを消費します
内蔵バッテリーがない代わりに、電力は接続したスマートフォンやパソコンから供給されます。 長時間の連続使用では、接続機器の電池残量がワイヤレス使用時より早く減ります。対策はシンプルで、外出が長い日はモバイルバッテリーを一緒に持ち歩くことです。パソコンにつないで使う在宅ワークでは、電源につないだ状態で使えるため、この点は気になりません。
カラーバリエーション
カラーはブラック、ホワイトスモーク、限定カラーのデュードロップミントの3色です。 ブラックにはブルー、ホワイトスモークにはライムグリーンのアクセントが入ります。デュードロップミントは数量限定色で、90年代を思わせる色味です。
迷ったらこれと比較
audio-technica ATH-CKD7NC(9,680円)
予算を抑えて同じ「充電不要のノイキャン有線」を試したいならこちらです。 USB-C直挿しでハイブリッドノイズキャンセリングとハイレゾ再生に対応し、価格はBoseの約6割です。違いはノイズキャンセリングの方式(本体に配置した2つのマイクによるハイブリッド型と、Boseの4マイクによるQuietControl)、ドライバー(11mm)と、通話マイクの作りです。Boseの静けさと通話品質を重視するなら本製品、価格を優先するならATH-CKD7NCと分かれます。
Bose QuietComfort Ultra Earbuds(第2世代)(39,600円)
ワイヤレスの自由さと最上位の静けさがほしいならこちらです。 完全ワイヤレス型で、耳の形状に合わせて音とノイズキャンセリングを最適化するCustomTuneや、空間オーディオに対応します。価格は本製品の2倍以上で、充電とペアリングの手間はワイヤレス型ならではのものです。充電の心配をなくして手軽に使いたいなら本製品、ワイヤレスの快適さと最上位の機能を求めるならQuietComfort Ultra Earbudsという棲み分けです。
よくある質問
iPhoneでも使えますか
USB-C搭載のiPhone 15以降なら、そのまま使えます。 Lightning端子のiPhoneにはそのまま使えません。購入前に自分のiPhoneの端子を確認してください。
充電は必要ですか
必要ありません。 内蔵バッテリーがなく、接続した機器から給電されて動作します。使いたいときに電池切れで困ることはありません。
ノイズキャンセリングは電源なしで使えますか
使えます。 ノイズキャンセリングの電力も接続機器から供給されるため、ケーブルをつないでいる間はクワイエットモードが働きます。ケーブルを抜くと動作しません。
ワイヤレスイヤホンとどちらがよいですか
充電の手間をなくしたい人と、遅延を抑えたい人には有線の本製品が向いています。 運動中の身軽さや、ケーブルなしの快適さを重視する人にはワイヤレス型が向いています。用途で使い分けるのがおすすめです。
まとめ
充電もペアリングもいらない、Boseのノイズキャンセリングを1万円台で手に入れられる有線イヤホンです。
Bose Noise Cancelling Wired Earbudsは、11年ぶりの有線回帰を、懐かしさではなく実用性で成立させたモデルです。充電切れの心配がなく、挿すだけで静けさとロスレスの音が得られることは、通勤と在宅ワークの両方で毎日のストレスを減らします。USB-Cの機器が中心で、ワイヤレスの手間に疲れた人には、まず試してほしい1台です。
Bose Noise Cancelling Wired EarbudsはAmazonと楽天市場で販売中です。価格は16,500円です。
※本記事は2026年10月時点の情報で記載しています。
出典・参考
- Boseプレスリリース(日経プレスリリース経由、2026年10月8日。価格16,500円、10月23日発売、カラー3色、QuietControl、通話品質)
https://www.nikkei.com/article/DGXZRSP713601_Y6A001C2000000/ - AV Watch「Bose、USB-C直結のノイズキャンセリングイヤホン」(2026年10月8日。仕様全般、4マイク、3モード、ケーブル約1.3m、イヤーピース/ウィング、IPX4、キャリーケース)
https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/2146673.html - ヨドバシ.com 商品ページ(価格16,500円、販売開始日2026年10月23日、カナル型、USB Type-C、IPX4、コード1.3m)
https://www.yodobashi.com/product/100000001010232139/ - オーディオテクニカ公式製品ページ「ATH-CKD7NC」(直販価格9,680円、ハイブリッドノイズキャンセリング、11mmドライバー、ハイレゾ対応)
https://www.audio-technica.co.jp/product/ATH-CKD7NC - corrente.jp(Bose QuietComfort Ultra Earbuds(第2世代)の通常価格39,600円、CustomTune、空間オーディオ。2026年10月20日確認)
- 画像はYanko Design掲載のBose公式プレス画像を使用しています
https://www.yankodesign.com/2026/09/29/bose-noise-cancelling-wired-earbuds-are-an-absolute-steal-for-99/ - ※ 本記事のリンクには広告(Amazonアソシエイト・楽天アフィリエイト)が含まれます。掲載順や評価は報酬額で決めていません。